60歳オーバーの驚愕のサーフィン!
この動画をご覧下さい。
みんな60歳前後のレジェンドの方たちのサーフィンです。
どうですか?
上手いですね~
この方達が現役の頃はこのような乗り方ではなかったんですが…
60歳でも進化しているんですね。
で、このような方の下に何世代ものサーファーが育っている。
進化を繰り返して、最新のサーフィンをする最新のサーファーが世界で戦っているんです。
今日は何が言いたいかと言いますと、サーフィンは常に進化しているという事を頭に入れておいて欲しいのと、サーフィンの進化にはサーフボードの進化も貢献しているんです。
そのサーフボードの進化に合わせて、サーフィンのマニューバーも進化しているので、常にみなさんがやっているサーフィンは、ボードに合わせて変えていく必要があるということを認識して欲しいと思ったんですね。
私は、前にも書きましたが、18歳でサーフィンを始めて(26年前)、始めた当初からエアーしようとしていました。
現在43歳ですが、ライディングの半分はエアーするためにマニューバーを取ってます。
大会に出ていた頃はそれほどエアーはしていませんでしたが、特にここ10年近くはそればっかりかもしれません!(笑)
そして、現在でも最新のエアーを練習しています!
そのうち大怪我して出来なくなる可能性もありますが…(エアーも回転系なので)
で、本題に戻ると、日本って何故か”ボードは最新”なのですが”サーフィンは20年前と変わらない”んですね…
何故か?
これ言うと怒る方もいるかもしれませんが、先輩が最新のサーフィンを放棄してしまっているんですね。
なので、最新のサーフィンを追求しているという方も少ないです。
ですから、次世代の方たちもそのような追求はしなくても良いという傾向が続いてます。
最近の若手のサーファーは流石に、『エアーなんてサーフィンじゃない!』なんて言っても通用しませんから、見よう見まねでなんとかやっていますが、恐らくエアーを教えられる事が少ないと思います。
世界ではどんどん進化しているので、世代交代でもエアーなんで当たり前のマニューバーです。
もう数世代前のサーファー達も出来ている技なので、教えることも当たり前です。
サーフィンが上手くなりたいのであれば、サーフボード選びは大事ですが、最近のサーフボードはそのような最新のマニューバーを想定して作られている上に、過去数十年の歴史のフィードバックが詰まっています。
スピードも簡単に出ます、ターンも簡単に曲がります。
そのようなボードで、20年前のサーフィン理論では通用しません。
まず練習すべきはボトムターンです!
あ、間違えました!(笑)
まず練習する必要が無いのは、ボトムターンです!
ボトムターンが全てだ!なんて時代では無いです。
ボトムターンはスピードに比例して深くなりますが、スピードが出ていないのに深くボトムターンをすると、トップに上がる際に失敗するリスクが高まります。
なので、変にボトムターンを意識しすぎるとサーフィンが難しくなります。
サーフィンをワザワザ難しくする必要は無く、最新のサーフボードに、スピードもターンも任せて、トップアクションを楽しんだほうがより最新のボードの恩恵を受けられるんですね。
昔のボードは綺麗にターンしないと失速してトップに上がりづらいです。
ボードの進化とサーフィンのマニューバーの進化で、いままで難しかったマニューバーも簡単に出来る時代なんですね。
電化製品みたいなもんでしょうか?
洗濯板で洗濯していた時代も有ったかもしれませんが、今は、洗濯機に入れて、洗剤入れてボタンを1つ押せば洗濯完了ですよ。
時代の進化に自分を合わせて練習しないと時間の無駄になってしまいます。
明日から深くボトムターンをするという意識を無くしてみましょう!
身体をクイックに動かす事も必要になりますが、技が失敗するリスクが減ります。
体の動かし方はビデオでも見て研究してくださいね。