サーフィン上達のコツ

10年後のサーフィン

ついにケリーのウエーブプールが完成したようです。

見た目はウエーブガーデンのような感じですが、波の質が違いますね。

Kelly’s Wave from Aether Films on Vimeo.

ここ数年で一気に完成しつつあるウエーブプールですが、このウエーブプールが当たり前になる時代はそう遠くは無いでしょう。

少し先を見ることができる方ならもう3年後にはどうなっているかなんて予想が付くと思います。

10年後なんて、今で言うシングルフィン全盛時代のサーフィンと現代サーフィンを比較するようなくらいに変わっている事でしょうね。

こういう進化する過程での”進化のスピード”は加速しますから。

また、このようなスポーツ産業の中で、変革を遂げるのは”遊び”の域を脱しています。

もうビジネスなんですよ。

何度もしつこく言っていますが、15年20年前に私が言われた”そんなのはサーフィンじゃない”なんて言葉を今いる自分の身の回りのことだけ考えて言っても、世界のサーフィンはビジネスですから、加速してしまったものは止められないんですよね。

現実に10年以上前にミックやアンディーなどのエアーサーフィンが当たり前の世代がWCTに入ってきても、日本のサーフィン業界は認めなかったですからね。

”自分が出来ないものは認めない”みたいな。

このケリーのウエーブプールを見て驚きますか?

私は全然驚きませんね。

このくらいの波が出来るのはわかっています。

今後どうなってくるかも想像つきます。

なんでかって、日本には昔ウエーブプールが2つもあって、その1つは海外選手をうならせるほどのクオリティーを誇っていたんですよね。

あのウエーブプールが日本の技術力で開発が続いたら、サーフィン業界は日本先行だったかもしれないんですよ。

特に日本人の身体能力からすると、ウエーブプールサーフィンなら確実にトップクラスになれると私は思っています。

猫のようなバランス感覚と、繊細な感覚神経を誇る日本のサーファーなら…

フィギュアスケートの羽生選手をみていると毎回思うのですが、この能力が有るのにね…

しかし、日本人のもう一つ得意な事を忘れてはいけません。

”真似”

そうです、真似するのが上手いのです。

日本人の真似をすることの上手さと、その真似から発展させて最先端まで持っていける技術が有れば!

とはいっても、まずは世界がウエーブプールサーフィンになって、ウエーブプールのおかげでオリンピック競技になり、一般大衆に今のサーフィンでは無く、サーフィンは”競技”という認識が復活して、競争が起こり始めてから…

って相当先のことだとは思いますが。

で、これもまた言われそうですよね。

ウエーブプール?

そんなのはサーフィンじゃない!

って。

なんだかサーフィンの上達に何が関係あるのかと言うとですが、このようなサーフィンの進化に合わせて、ボード等のギアも進化していきます。

ではサーフィンの上達に何が必要なのかを考える上で、5年後にはウエーブプールで自分がサーフィンしていてもおかしくないという事を考えておいて欲しいんですよ。

実際の海ではなかなかサーフィンの練習って難しいのですがウエーブプールになったら?

同じ状況で、同じことが反復練習できますよね?

エアーがサーフィンじゃないとか、エアーが無理とか言っている場合では無いということなんですね。

このケリーのプールを見てみてください。

チューブ、エアーなんておそらく簡単な部類に入るんじゃないでしょうか?

こういう綺麗すぎる波って一番難しいのはリップアクションなんですよ。

今の海でもそうですが、なかなかそういう波に当たらないことが多いですからね。

今からでもエアーをはじめとしたトリッキーテクニック(世界じゃ普通の事ですが)を練習してみては?

ウエーブプールになったら何がしたいか?

なんて事を考えながらその時に向けての目標を立てて練習してみてはどうでしょうか?

特に大会に出る方などはこれで差が付いちゃいますよね~

 

サーフィンレッスン歴25年近く、延べ2000人近くレクチャーしてきたノウハウと、月間に10万件近い閲覧数を誇るブログを運営してノウハウを提供しています。リアルレッスンもわかりやすいと評判で、予約が殺到しています。 是非私のメソッドをお試しください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です