アップスで加速できない?スピードをつけるコツ
だいぶ暖かくなってきましたね!
身体は動きやすくなってきます。
ブーツ脱げた方は
波の感覚もわかりやすくなって
サーフィンも調子よくなるでしょう!
今日はアップスの加速について書きたいと思います。
アップスで加速できない理由とは?
アップスで加速できないですか?
まあ日本の波はパワーが無いので
思ったよりはスピードがつけづらいというのは
仕方のないことですが
上手い人は
スルスルと滑るように進んでいきますし
スピードが有って迫力のあるサーフィンもしますね。
スピードが出ないという方は、これから教えることを実践してみてください。
スピードが出るようになると
サーフィンの楽しさが何十倍にも広がりますよ!
アップスで加速するための練習方法とは?
まずはアップスで加速するための条件を見てみましょう。
アップスで加速できる条件が整っているのであれば
アップスで加速することは簡単です。
アップスで加速できる条件とは?
アップスで加速するには
まずは条件がある所で
加速の行動をとる必要があります。
まずはアップスで加速がつく条件を探ってみましょう。
- ある程度波が掘れている
- ライディング姿勢は正しい
- 適正な道具を使っている
この3点が必須です。
これが合わないと
加速したくても加速しません。
3つの要素がそろっていれば
対して難しいこともなく
力も要らないので簡単に加速しますよ。
ある程度波が掘れている
波にある程度角度が無いと
漕いでも漕いでも加速はしません
当然波は斜面なので、斜面に合わせたスピードしか出ません。
加速できる角度はどのくらいか?
しっかり把握しておきましょう。
ライディング姿勢は正しい
ライディング姿勢といえば
- 足の位置
- 膝の曲がり
- 腰の曲がり
- 肩の向き
- 両手の位置
- 顔の向き
- 目線
などチェックすると様々あります。
上記のどれかでも
足りないと思ったら強化しましょう。
要は
サーフボードを加速するように使える体勢
がしっかりできていなければ
加速できません。
陸上の行動でも
しっかり姿勢が出来てないと
力が発揮できないことは多々ありますよね?
同じことがアップスの動きでも言えます。
適正な道具を使っている
ギアについても大事な項目はあります。
- ご自分に合った板を使っているか?
- ご自分に合ったウエットを使っているか?
- ワックスが効いているか?
特に初中級の方が
ファンやロングなど大きい板だと
加速の動作の妨げになるので
ライディングが上達したいなら
一流メーカーの適正体重の板を使いましょう。
板の選び方はコチラ↓
また動きやすいウエットスーツを着ているか?
シッカリワックスは効いて
足はグリップしているか?
そんなところも重要です。
その辺も踏まえてアップスの加速の仕方を見てみましょう。
アップスで加速する方法
それでは実際にアップスで加速する方法です。
まずは波のある程度掘れたところを狙います。
アップスというのは
”アップダウン”
”アップス&ダウンス”
と言われていて(日本では)
要は上ったり下がったり
という事ですね。
とという事は皆さん知っていますよね?
『知っているしやっているけど加速しないんだよ!』
と言われそうですね。
その上がって下がるという認識自体は間違っていません。
ではなぜアップスで加速しないのでしょうか?
それは
板を横向きにしているから!
なんです。
板は縦に踏み込むもの
サーフィンでの加速というのは
2つの方向へしか加速できません。
1つは、
重力を使って降りるときに加速
2つ目は
足を使ってターンして加速
この2つしかないのですが
この2つと言われると
『その2つはやっているよ!』
となるのですが
行動だけが問題なのではなく
加速する2つの方法を
波が動いている方向へやれていない
という事なんですね。
これさえ分かれば
誰でも簡単に加速できますよ!
アップスは難しいの?
アップスは全然難しくないですし
力も要りません。
加速しないからというと
”もっともっと”という意識で
力んでしまう方が多いですね。
何度も言いますが
加速は簡単!
というよりは
ある程度自動です。
まずはパワーゾーンを使えば。
この画像で言う
上半分の波だけ使えばいいんです。
ここにいることが出来れば
ここからちょっと降りて
ちょっと上がって
上がった分また下りれば良いんですね。
テイクオフの仕方によって
落ちてしまって
下半分で一生懸命漕いでいる方
結構多いんですよ。
板を踏んで加速する方法!
そして一番大事なのは
板を踏んで加速する!
これでしょう!
というかやっていると思いますが。
問題は踏む方向です。
私がレッスンで言うのは
”縦踏み”
です。
これ超重要項目ですが
別に難しいわけでもなく
どちらかというとこれをやることで簡単に加速します。
これが分かっている上級者は
だからいとも簡単にあんなスピードが出せるわけです。
縦踏みというのは
板を縦に踏むことですが
一つ条件があります。
それは
ノーズが岸を向いている状態
の時に踏むことなんです。
ノーズが岸を向いている状態というのは
上に書いた
重力を使って
波から降りることで加速すことを行った後の状態なんです。
という事は
ノーズを岸に向けるようにして
波から降りれば
基本的に後は踏むだけ!
半自動なんですが…
板を重力使って
波のトップから落とせない方が多いんです。
それは
板を横に向けすぎ!
そして
身体を開きすぎ!
なんですね。
この2点を気を付けて
板を岸向きに使えるようになると
一気に加速力は増します。
何度も言いますが
アップスで加速するのは簡単です!
スピードが出ると楽しい!
全てのテクニックはスピードから生まれていきます。
例えば私的には
”ボトムターン”
というのは要らないと思っています。
要らないというと誤解があるかもですが
意識してわざわざやる必要は無い
という意味です。
基本的には
ボトムターンというのは
ボトムからトップに上がっていく際の
ジャンプする前に”しゃがむ”という行為であり
スピードさえあれば
勝手に深くターンします。
なのでスピードが無いのに
ボトムターンでトップに上がることは出来ないので
スピードが無いのに
深くボトムターンしようとする
日本の風潮はアウトなわけです。
なので
特にボトムターンが必要なのであれば
まずはスピードをつける事です。
もしくは
ボトムターンなど意識せずに
浅くターンしてトップで技をかけてから
スピードを得て
2回目のトップアクションで
スピードなりに深く降りる
という方が正解だと思います。
もうそんなことが出来た日には
サーフィンは楽しくて仕方なくなりますね。
ボトムターンの練習が先か?
スピードをつける練習が先か?
それは当然スピードが先ですよ。
何故って
かんたんな方から練習した方が良い
からなんです。
まずはスピードをつける練習をしてみましょう!