サーフィンのライディングは前足荷重と思っている方は…
サーフィンのライディングで前足荷重すると安定すると思い込んでいる方が多いです。
皆さんはどうでしょうか?
何十年も色々と研究してくると、私でも色々と気づかされます。
そもそも前足荷重って誰が言ったの?
って感じに最近は思っています。
というのも、元をたどれば、数十年前の古き時代にさかのぼると思いますね。
60年代70年代のサーフィンは、確かにみんな前足荷重で乗っているように見えます。
特にツインフィンでパワーの無いタルめの波に乗っている時など。
とはいえ、それも見た目だけですけどね。
サーフィンというものが、まだそこまで解析されていない時代ですから、
それこそ、勝手に後ろ足荷重で乗れる方だけが上手くなるという結果になっていた時代です。
嫌でも後ろ足荷重が水平って感覚なので、加速の時は前足に乗りたくなります。
パワーの無い波などは典型的で、後ろ足荷重と前足荷重を使い分けて出来るだけ加速をする動きを自然にやっていたんですね。
しかし、ターン時には確実に後ろ足荷重にしないといけません。
何故って、後ろ足荷重でないとターンは出来ないからです。
サーフボードの構造自体は昔から変わっていません。
構造というのは、
長細いボードの一番後ろにフィンがついている
という事です。
フィンが後ろについているから、直進性が出るのです。
でその直進性の出ているボードを傾けることによって曲がるのですが、
曲がる際にはボードのロッカーという反りが効きます。
その反りを使うためには、ボードをウイリーさせて傾けるという作業が必要になります。
それは昔から変わらないんですね。
サーフィン上達をしたいのであれば、
ライディングバランスを上級者と同じ状態にする必要があります。
前足荷重ではターンできないのです。
前足荷重ではターンできないという事は、
前足荷重ではボードコントロールできない
という事です。
その理由を動画で説明しています。
これを見てもまだ前足に乗りたい方は、ぜひそのままサーフィンしていてくださいね。
これから上達したいのであれば、
どうやってでも後ろ足荷重で乗る練習をすることですね。