サーフボードを動かすコツは?
もうこの季節に2週間以上北東が吹き続けて、歩いてすぐにポイントがあるのに毎日30分も掛けて移動している毎日です。
いつの間にか寒くなってもう冬に一気に近づいてしまいましたね。
これから冬にかけては中級の方に的を絞ってブログを更新していきたいと思います。
(初心者の方もしっかりとやりますよ。)
何年も何百人と教えているとサーフボードの動かし方というのは2通りあるのが分かります。
ライディングのバランスは4通りあります。
ボードの動かし方の傾向が2通りあります。
ライディングの傾向としては合計8通りありますね。
その1通りの中でもレベルがあると思いますので、確実に区切れるわけでは無いですが、傾向としては8通りという事になります。
実際に行っている練習会の方でも11月はこの部分を改善するために、サーフボードの動かし方を強化するための強化月間にしようと思っています。
実際には一人ひとりアドバイスしていきたいと思いますが、ここで細かく文字ではお伝え出来ないので細かくアドバイスが欲しい方はレッスンに来ていただければと思います。
ライディングバランスについては、YouTubeのほうで説明しているので省かせていただきますが、ボードの動かし方について書いていこうと思います。
ボードを動かす大きなパターンは、
- ボード自体を動かそうとしている方
- 体を動かしていてボードは勝手に動いてしまうという方
に分かれます。
更にその中でもどれだけそちらに近いかというレベルもありますが。
大きく分けるとこの2通りです。
ご自分でライディング中の意識を思い出してみてください。
ボードをどうやって動かすかイメージしてしまっている方でしょうか?
体の動きを中心にしかイメージしていない方でしょうか?
ちなみに私の場合は、
足の裏の感覚だけ!
です。
ボードをどうやって動かすかとかあまり考えてないですね。
感覚的には足の裏の感覚しか覚えていないような感じですよ。
目をつぶってライディング中のイメージをしたときには、ボードが無くても体の動きがイメージできます。
むしろボードはイメージの中にありません。
そして一番強いのは足の裏の感覚です。
更に言えば後ろ足の感覚しかないような感じです。
目を閉じてサーフィンのイメージをする場合には、ターンのイメージをすることが多いので、ターン時には決まって後ろ足でどれだけ踏み込むかとか、ターンしている時にかかる遠心力を後ろ足でホールドするような感覚しかないからですね。
他の上級者の方にはそれほど多くは聞いていないですが、あまりボードを動かそうとしてイメージする方はそれほど多くは無いと思います。
そして逆にボードを動かすイメージしかないという上級者も聞いた事がない気がしますね。
トップでのボードの振り方とかはイメージしているかもしれませんが。
私の場合はサーフィンのイメージの中にはボードが存在しない感覚です。
でそのイメージなので、ボードは軽いほうが調子が良いですね。
体のイメージしかないので、ボードは出来るだけ軽いとイメージ通りに体が動くからです。
体の一部になりやすいという感じですね。
軽ければ体のイメージ通りにすればボードはイメージ通りに動いてくれます。
浮力が大きい板ではこれが出来ません。
今回はまず、ボードを動かすコツとしては、どうやって体のイメージに切り替えられるかどうかという点ですね。
サーフボードを動かすコツというのは、サーフボードを動かそうとしないという事なんです。
体をどう使えばボードが結果的にどう動くかを考えていただければ、サーフィンは全く難しくなくなると思いますよ。
プロのライディングを見て、ボードの動きしか見ていないとボードは自由に動かないと思います。
私の場合はプロのライディングを見て何を見るかというと、このスピードでこの方向へ向かっているからだをどの方向へどのくらい踏み込んでいるとか、傾けているとかそんなパワーの行き先をイメージしています。
まずは見る部分を変える必要があるかもしれませんが、目を閉じて、ご自分がどちらの傾向かを見極めておいてください。
11月になりましたら、その傾向のレベルのチェックと、改善方法を簡単に説明していきたいと思います。
その前に知りたいという方はレッスンでお待ちしていますね!(笑)
ただし、テイクオフの安定感がある方以外はその前のテイクオフを安定させることが重要ですので合わせてテイクオフも改善するレッスンを受けていただくこともお勧めします。
テイクオフ集中講座の方もまだ空きがありますのでご利用ください。
テイクオフの安定度が無いと、ライディングの練習も数分の一くらいの練習しかできなくなってしまいます。