ボトムターンは必要ない!?
先日の続きからボトムターンについてです。
世界のサーフィンは物凄い事になってきていますね。
WSL(今年からASPがワールドサーフリーグと名称が変わりました)の第一戦、ゴールドコーストのクイックシルバープロの試合を見ましたが、優勝したフィリッペ・トリードの最後の10点満点はすごかったですね。
今年は波がなくて選手も怒り爆発なって記事もありましたが、あれが日本だったらいい波ですよね!
トリードの乗っているシャープアイというボードは私も乗っています。
とにかくスピードも出て、ワールドクラスの板ですよ!
8:10あたりからの動画を見て下さい。この動画見てもそれほど深くボトムターンなんてしていないんですよね。
例えば昔だったらテイクオフからボトムに直線的に降りて行って、ねじり込むようなボトムターンからオフザリップ!
なんて感じですよね?
この動画見ていると、昔に比べてボトムターン位置なんて70%位の位置じゃないですか?
正確にはボトムターンが要らないと言うと誤解が生じるかもしれません。
ボトムターンしないとトップに向かうことが出来ませんから、言い方を変えると、深いボトムターンを意識しなくても技に全く影響しないということなんですね。
むしろ深いボトムターンは難しいので、下手に素人が練習するとそこで上達はストップします。
ストップとは言い過ぎかもしれませんが、上達が遅れる事は間違いありません。
ましてトッププロのようにスピードが出ていれば問題ないですが、スピードのついてない状態で深くボトムに降りることは致命的でもあります。
ボトムターンは浅く軽くでも十分ですので、トップアクション寸前の入り方の体勢だけイメージしてみましょう!