アップスを少ない力で最大限に加速させるコツ

台風がやっと過ぎてくれました。

今年の台風は凶暴ですので、台風が出来るたびにヒヤヒヤものですね。

サーフィンレッスンという仕事をしている私としては、練習生の方が練習にならないので出来るだけ影響は少なくして欲しい感じです。

台風が過ぎ去った翌日の昨日、そこそこ遊べるファンな波だというのに久々に力みまくりのサーフィンをしてしまいましいた。

夕方の1時間くらいと時間が無く、初っ端から”やろう、やろう”感が満載だったためですね。

大体そんな時でも、その後冷静にサーフィンしていると治るものなのですが、昨日は本数を重ねるごとに欲張ってしまい、どんどん調子を崩してしまいました。

やはり練習だということをしっかりと頭に入れて海に入らないとですね!

テイクオフから焦っているので、大した技も出来ず、乗る波乗る波、わけのわからないところで転んでしまいます…

そんな中偶然練習生の彼女の方がビデオを撮ってくれていたようで、一部を使ってアップスンダウンで出来るだけ力を使わずに最大限に加速するコツを紹介します。

まずはこの動画をご覧下さい。

何度かみてみてください。

軽く踏んで(本人は踏んでない)急に前に加速して抜けて行ってしまうターンがありますね。

動画では何度か再生されている部分です。

この動きは上級者の方なら何気ない動作だと思います。

なぜなら、ほとんどテクニックというよりは、足裏の感覚を元に身体を動かしているからです。

まず一つ理解して欲しいのは、上級者の方にとって

板(ボード)

は靴と同じような感覚だということ。

よくカーバーをはじめとした”スラスター系”のスケボーでライディングの練習をしている方を見ますが、板を動かそうとした動きでスラスター系のスケボーを練習すると、こういった上記の様な加速は生み出せません。

ボードを動かそうとしていては全く加速しませんから。

まずはそこを理解してくださいね。

サーフィンは体で、足で感じて自由自在に動かすんです。

それではこのアップスンダウンで軽く最大限に加速させるコツを紹介します。

まずはこの動画を見て感じたかと思いますが、加速のセオリーである、

前足荷重!

腰を開く!

などといった事はどこにも見えませんよね?

むしろボードは波の面に反して水平に降りています。

後ろ足荷重で降りています。

ターン時には腰はボードと平行です。

ま、このことだけ意識していてもかなり加速すると思います。(笑)

この動画を元に解説します。

appu1

ファーストマニューバーが失敗しているのは冒頭で説明したとおり調子が悪くタイミングが合わなかったので…

その後仕切りなおして、トップから降りる際の体勢です。

波の面に関係なくボードは水平に近いです。

後ろ足荷重です。

後ろから押される波のパワーをボードのテール寄りで受け止めます。

この時に前足荷重にしていたらパーリングしますよ。

ある程度角度のある波に乗れればここら辺は自然に身につく動きです。

appu2

1の動きをすると、後ろから押し出されたようにボトム方向へ一気に加速します。

その際、私の体重は岸の方向へ移動しています。

そこで身体をフロントサイドへスムーズに傾けると、もともとテールよりに体重があったため、水面に対してはウイリーするような形のままレールが入ります。

テールロッカーのおかげで右レール(つま先側)に抵抗が出来て、岸の方向へ向かっていた体重がボードに押し付けられます。

私の体重は84kgありますから、ボードのテールには押し付けられた体重と加速したスピードのせいで100kg以上の力が加わっていると思います。

ターンし始めの2の写真でもわかるとおりスプレーが飛んでいますね。

appu3

ここまでしっかりとレールに体重が加わったあとは、岸に向いていた体重は遠心力によってさらに加速しながらショルダー方向へと加速し続けます。

しっかりと加速したのを足裏で感じたら、あとは体重を抜いてしまえば減速すること無くショルダーを一気に走り抜けます。

先ほど蹴っていないと書きましたが、2の部分で体重を押さえているだけで、実際には蹴っていないんです。

この動作自体私は覚えていないくらいに”潜在意識”のオートドライブなんですね。

最後にアーリーウープをかけるポイントを見つけたので、そのポイントに向かうことだけ考えていました。

この加速の技術をご自分で練習するとなると、相当落ち着いて足裏の感覚を研ぎ澄まさないといけません。

私が常日頃からテイクオフが大事だというのはこのためです。

テイクオフが適当だと、こういったテクニックを練習することは不可能です。(確率は低いです)

まずは落ち着いてライディングをスタートさせて、落ち着いた状態で足の裏の感覚を研ぎ澄ます必要があります。

今からでもまずはテイクオフを見直してみてくださいね。

さらに詳しい加速のコツは実レッスンに来て頂ければ教えることが出来ますよ。

上記のメニューからスクールの詳細をクリックしてみてください。

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